訪問マッサージ・リハビリ・はりきゅう治療『藤和マッサージ』

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マッサージ師の求人就職羅針盤|新卒施術者向け!

新卒施術者向け、マッサージ師の求人の選び方

みなさんこんちは、藤和マッサージの須藤です。本日は、新卒施術者さん向けに、卒業後の進路を選ぶ際の参考になれば!の記事を投稿します。晴れて国家試験に通り、マッサージ師の免許を取得し就職をどうするか迷いますよね??今回はあくまでも私が経験してきたことをもとに6つの就職先のカテゴリーにわけて、それぞれのメリット・デメリット・実際に働いてみた感想をお伝えいたします。ぜひご自身の仕事観・環境・家族・ライフスタイルにあわせて最適な就職先を見つけてください。

マッサージ師の主な6つの就職先

  1. 治療院(自費)
  2. 整骨院・接骨院
  3. スポーツトレーナー
  4. クリニック・整形外科のリハ室
  5. 訪問(在宅)マッサージ
  6. リラクゼーション店

マッサージ師の求人就職羅針盤図解

1.治療院(自費)

  • 給与面  ☆☆
  • 安定性  ☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆☆
  • 求人数  ☆

メリット

施術家として腕を磨くなら、自費の治療院で働くことが一番。どの分野が得意な治療院なのか要リサーチです。

デメリット

実力主義な社会なので(そうでないところももちろんあります)、自分に患者さんがつかないと大変厳しいかもしれないです。また勤務時間や給与面で厳しいところもあるかもなので、要注意です。(私が就職した先はブラックではありませんでしたが、なかにはブラック的なところもあるかも)

実際に働いてみた感想

私自身も、新卒施術者として、一番最初に就職したのは自費治療院でした。何かしらの辛い症状をお持ちの方がたくさん来院する治療院でして、そこの院長先生にマッサージの基礎から教えて頂きました。やはり、新卒でまったく技術がない方は、自費治療院で腕を磨くのがおすすめです。もちろん記載しているデメリットもありますので、そこも踏まえて判断するといいかもしれません。また、美容鍼灸や不妊治療など何かに特化した治療院もありますので、自分のやりたい治療がある場合はぜひ検討しましょう。

2.整骨院・接骨院

  • 給与面  ☆☆☆
  • 安定性  ☆☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆
  • 求人数  ☆☆☆

メリット

自費治療院は患者担当制でしたが、接骨院の場合は順番で担当していく形だったので他スタッフと連携を取り治療をしていくので、スタッフ同士が仲良くなりやすかった。院のカラーとあうかどうかが大事。

デメリット

院独自の得意疾患や治療法がある場合は学べる場合もあるが、ただの機械つけ係りと10分マッサージするだけになりがちなので要注意。今後、接骨院は保険取り扱いが厳密になり外傷・急性疾患の治療となるので、基本マッサージ師の出番はないと思われる。

実際に働いてみた感想

やはり、慢性疾患の患者さんが多いので(院によりますが、当時の多くの接骨院は外傷ではなく慢性的疾患が多かったです)電気をかけて、10分程度の時間の中でマッサージをして治療するという感じでした。私の場合は外傷を診れたこと、部活動やスポーツ選手を見れたことがスポーツトレーナーとして活きました。

3.スポーツトレーナー

  • 給与面  ☆☆
  • 安定性  ☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆☆
  • 求人数  ☆

メリット

スポーツに関わりたい施術者には、選手・チームの成績に深くかかわるやりがいある所が魅力的。

デメリット

とにかく求人数自体が少ない。雇用自体が委託契約であったり不安定。

実際に働いてみた感想

プロ野球のピッチャーの個人トレーナーを務めましたが、やはり自分が担当しだしてから大きな怪我がなく成績が良くなり大変喜んでもらえたことが印象に残っています。しかも見事、日本一になりました。単純に治療技術だけでなく、そのスポーツの特性や動きの中で負担がかかりやす箇所をみつけて、それをどのように怪我しないからだを作るのかを考えながら治療する必要があります。そのスポーツが好きで、そのスポーツに関わりたい方はスポーツトレーナーを目指すことをぜひおすすめします。求人自体が少なく、私は知り合いの先輩施術者からの紹介でトレーナーの仕事に就きましたが、何かしらのコネクションは必要になるかと思います。

4.クリニック・整形外科のリハ室

  • 給与面  ☆☆☆
  • 安定性  ☆☆☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆
  • 求人数  ☆☆

メリット

数多くの症例の患者様と接することができ、西洋医学に基づいたリハビリテーションを学べる。

デメリット

治療の自由度が低く、治療が限られているケースが多い。理学療法士としての業務内容が多く、マッサージ免許そのものを活かした仕事ではない部分が多いかも。

実際に働いてみた感想

私は、鍼灸マッサージの専門学校の学生時に整形外科のリハ室で勤務しました。頸や腰の牽引、干渉波治療などの補助業務を主に行い、整形外科のリハビリテーションについて学びました。特段難しいことをやっているわけではなく、決められた機器で理学療法を行っているので、マッサージ師として自分自身で治療する自由度は少ないと思いますが、医師や理学療法士さんと関わりながら仕事をすることができるので、確実に知見が広まります。

5.訪問(在宅)マッサージ

  • 給与面  ☆☆☆☆
  • 安定性  ☆☆☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆
  • 求人数  ☆☆☆☆

メリット

定期な訪問施術となるので患者様と施術者との距離が近い。比較的、勤務時間・待遇・福利厚生が手厚いところが多い。会社組織であれば、煩雑複雑になりつつある請求事務を事務に任せて施術に専念できる。療養費を取り扱いことができるマッサージ師の国家資格を活かせる。

デメリット

自費治療院での施術と比べると、難病や寝たきりの患者様が多く、施術も一人で担当するので施術の善し悪しの判断がつきにくいケースがある。

実際に訪問マッサージの会社を運営していての感想

昔からの治療院業界にありがちだった長い拘束時間や夜遅くまでの勤務等がない点が施術者にとってはとても良いところです。また施術を完全に一人で担当するので、施術の自由度が高いところも魅力です。逆に完全に一人で担当するので、慢性的でなかなか良化しない患者様も多く施術の善し悪しの判断がつきにくいケースがあります。自分の生活や家庭を大事しながら安定的に働きたい方におすすめです。当社としては『訪問マッサージ』を行っていますので、療養費を取り扱いことができる国家資格マッサージ師を活かせる『訪問マッサージ』がもちろん一番のおすすめです!

6.リラクゼーション店

  • 給与面  ☆☆☆
  • 安定性  ☆☆
  • 技術向上 ☆☆☆☆
  • 求人数  ☆☆☆☆

メリット

とにかくたくさんの患者さんへマッサージすることができ、純粋にマッサージ技術をあげるには最適。

デメリット

勤務時間や待遇面で厳しい環境のところが多いかもしれません。

コメント

私の鍼灸マッサージ師養成学校時代の同級生も学生時代はリラクゼーション店でアルバイトをしている人が多かったです。また、リラクゼーション店で働いていた人が本格的に勉強したいとのことで鍼灸マッサージの養成学校に入学してきた方もいました。とにかく、たくさん患者さんを触ってマッサージの基礎を上げたい方にはお勧めです。

総評

以上が、6つの就職先カテゴリーにわけてメリット・デメリット・私が実際に働いてみた見た感想をお伝えいたしました。何度も言うようですが、すべてに当てはまるものではなく、ひとつひとつの職場でのカラーや文化がありますので、ここで記載していることがすべて正解ではないです。あくまでも私の経験に基づいた話を書きました。そのカラーや文化を知るためにもぜひたくさんの職場に見学に行かれることをお勧めいたします。何か、ご不明な点やマッサージ師としてのキャリア求人の相談がありましたら、ご連絡下さい!皆さんに自分にある素敵な職場が見つかりますように。


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