【パーキンソン病とパーキンソン症候群は別物?】訪問鍼灸マッサージ師ができる事andご家族に分かりやすく解説
パーキンソン病とパーキンソン症候群の違いについて
まずは結論
パーキンソン病と、それ以外のパーキンソン症候群は、症状は似ていますが、まったく別の病気です。ここからさらに、鍼灸マッサージ師ができる事をご家族に分かりやすく解説いたします。
パーキンソン病とは
パーキンソン病の原因
神経伝達物質であるドーパミンの減少
パーキンソン病の3大症状or4大症状
- 無動・動作緩慢
- 振戦(ふるえ)
- こわばり(固縮)
- 倒れやすくなる(姿勢反射障害)
パーキンソン病とパーキンソン症候群の違い
パーキンソン病を含め、パーキンソン病のような症状をきたす疾患の総称を、パーキンソン症候群といいます。
パーキンソン症候群とは・・・
- ・脳血管障害性パーキンソン症候群
- ・薬剤性パーキンソン症候群
- ・進行性核上性麻痺
- ・多系統委縮症
- ・大脳皮質基底核変性症など
Q、パーキンソン病は確実に診断できる?できない?
A、パーキンソン病を確実に診断できる検査法は現在のところありません。そのためパーキンソン病の診断は、運動症状とともに特徴的な非運動症状をてがかりとして総合的に診断します。
パーキンソン病の非運動症状
パーキンソン病は運動症状がメインですが、非運動症状も現れます。非運動症状は、疲れやすい 便秘 物忘れ 眠れない においがわからない…などです。
パーキンソン病の進行過程
ゆっくりと進行し、
手足のふるえから始まることが多く、
初期には必ず左右差があり、
ふるえは安静時に強くなる
パーキンソン病かどうかの初期の鑑別見分け方の目安
急に症状がでる× パーキンソン病の初期症状ではない
⇒ パーキンソン病の初期症状は『ゆっくりと進行』する
両手の症状× パーキンソン病の初期症状ではない
⇒パーキンソン病の初期症状は必ず左右差
物を持ったときにふるえる× パーキンソン病の初期症状ではない
⇒パーキンソン病の初期症状は安静時にふるえが強くなる
歩きにくさから始まった× パーキンソン病の初期症状ではない
⇒パーキンソン病の初期症状はふるえから始まることが多い
【日本神経学会】https://www.neurology-jp.org/
パーキンソン病・パーキンソン症候群ともにリハビリは大事ですので、早期から体を動かすことを大事にして欲しいと思います。
訪問鍼灸マッサージ師ができること
- ①よく関節を動かす事
- ②よく筋肉を伸ばす事
- ③運動を促す事
当院ではパーキンソン病の患者様に明るく元気にポジティブになって欲しいとおもい、施術に取り組んでいます。
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