【脳梗塞後遺症の片麻痺】家族でもできる下肢のリハビリケア
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の後遺症である片麻痺に対して、家族でもできる下肢のリハビリケア方法をご紹介しています。
ぜひパートナーの方に実践していただいてください!
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【目次】
00:00 はじめに
00:54 1.足首回し、足首底屈背屈、尖足防止
02:52 2.大腿四頭筋のマッサージ、前脛骨筋のマッサージ
05:00 3.下肢(股関節・膝関節)のストレッチ・関節運動
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はじめに
ご家族の方でもできるような内容にしておりますので、ぜひご家族の方も参考にしてください。脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳血管障害の後遺症では、上肢は屈曲拘縮(曲がる筋肉が強く働く)になり、下肢は伸ばす筋肉が強く突っ張った状態になります。
①足首回し、足首底屈背屈、尖足防止
足首の動きが低下しますので、まず足首の可動域を広げるケアをしていきます。足首を内回し・外回し、続いて足首の曲げ伸ばしを行い広げていきます。特にアキレス腱が短縮していきますので、入念に行いましょう。
②大腿四頭筋のマッサージ、前脛骨筋のマッサージ
太もものの前側の筋肉である大腿四頭筋(膝を伸ばす筋肉)がツッパリが強くなっていますので、ここを圧迫マッサージしていきます。大腿四頭筋は真ん中・内側・外側・奥と4つに分かれていますので、少しずつずらしては真ん中・内側・外側を狙ってマッサージをしていきます。
脛の筋肉である前脛骨筋をマッサージしていきます。この前脛骨筋は足首を上げる働きをします。この筋肉が麻痺して足首を上げることができなくなっています。前脛骨筋は硬い筋張った筋肉なのでしっかりとマッサージで刺激しましょう。
③下肢(股関節・膝関節)のストレッチ・関節運動
最後にストレッチで関節の動きを良くしてあげましょう。つっぱていますので、最初ツッパリが強ければ少しずつ少しずつ行っていきましょう。まずは股関節の前後(屈曲伸展)を行い、その後回す動きを行います。
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