訪問マッサージ・リハビリ・はりきゅう治療『藤和マッサージ』

ご予約・お問い合わせは各院のお電話からお気軽にどうぞ

受付時間 9:00~18:00
月~土・祝日も受付中(定休日:日曜)

広報活動

脳卒中後の後遺症(私は、痺れ感と血行障害が強いです)について、マッサージに適さない部位、方法があれば、教えてください。|訪問マッサージ質問相談回答

訪問マッサージに関してい頂いた質問に回答いたします。

質問:脳卒中後の後遺症(私は、痺れ感と血行障害が強いです)について、マッサージに適さない部位、方法があれば、教えてください。

ご質問

リハビリに詳しいと思われる方からの助言では脳卒中後のリハビリで、マッサージはお勧めしない、なぜなら、痺れ感の主な原因は、脳の認識と身体の動きの不一致からくる、脳のストレスのようなもので、マッサージは逆効果になるおそれがある、とまで言われていますが、脳卒中後の後遺症(私は、痺れ感と血行障害が強いです)について、マッサージに適さない部位、方法があれば、教えてください。

回答

痺れ感の原因が脳卒中によるものである場合、痺れ感の改善にマッサージがあまり効果的でないケースもあります。

例えば腕の痺れがあって、その原因が腕の筋肉(軟部組織なども含む)が悪く、腕を通る神経に緊張圧迫を与えている場合は、マッサージによって腕の筋肉の状態をよくすることで痺れが軽減がされやすいですが、脳卒中による脳のダメージが原因の痺れ感はマッサージによって筋肉の状態を良くしたとしてもあまり効果的でない可能性もあります。
ただし『マッサージは逆効果』とまでは言い切れないです。実際にマッサージ施術によって軽減される方もいますので、脳ダメージの損傷の程度や状態により異なり、一概に画一的にこれが良い・悪いと断定できていないのが現状(脳卒中ガイドライン)です。
特別、マッサージに適さない部位、方法はありません。。

血行障害については、脳卒中による脳のダメージが原因であったとしても、マッサージによりマッサージ施術した部位に血流改善が見込めますので、(根本的な改善ではないですが対症的な意味で)効果があると考えられます。

以上、回答となります。
回答者:藤和マッサージ代表 須藤新

脳梗塞後遺症のリハビリ、何もしないで諦めるよりはいいのでしょうか?|訪問マッサージ質問相談回答

訪問マッサージに関してい頂いた質問に回答いたします。

質問:脳梗塞後遺症のリハビリ、何もしないで諦めるよりはいいのでしょうか?

ご質問

ネットで見て相談したくラインしました。宜しくお願いします

家族なんですが、R.2年6月の仕事中、 脳梗塞発症。時間がかなり経っていたため 脳のダメージがかなりひどく、左半身麻痺、高次脳機能障となってしまいました。1年半の入院リハビリで 装具を付け杖をついての歩行迄はなんとかできるように なりましたが少しでも 良くなりたいと 今はプールのリハビリに週2回通っていますが 色々試すというか少しでも何か動く希望というか 変化というか何もしないで諦めるよりはいいのでしょうか?

回答

藤和マッサージの須藤と申します。相談メッセージ読ませていただきました。ご家族様の脳梗塞を発症されてから現在まで詳しくお話しいただきありがとうございます。

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害の後遺症がどれくらい回復していくかについては、下記の回復度目安の4要素が大きく影響します。

【回復度の4要素】

  • ①後遺症の程度
  • ②発症からの期間
  • ③年齢
  • ④リハビリの量と質

①ご状態を確認したうえで判断となります。
②発症から期間が短いと可能性高いと考えられます。
③65歳未満 可能性高いと考えられます。
④どんなリハビリ・治療をどれくらいの量実施するかによります。

あくまでも上記は目安としてのものではありますが、例えば発症から期間が短くで年齢が65歳未満でまだお若く、リハビリや治療に積極的なケースではまだまだ回復途中で良くなることが望める可能性はあるかと思います。ぜひ、何もしないであきらめずに積極的にリハビリや治療を受けられて頂きたいと思います。ご不明な点やご希望等ございましたら お気軽に お申し付けくださいませ。

以上、回答となります。
回答者:藤和マッサージ代表 須藤新

家族が脳梗塞となりリハビリ病院に入院しています。入院期間に制限などありますか?退院後のリハビリはどうなりますか?

脳卒中の回復期リハビリ病院の入院期間の制限は150日(または180日)

ここでは、訪問マッサージの対象となる脳梗塞や脳出血やくも膜下出血などの脳血管障害(脳卒中)の発症から入院までの簡単な流れをお話させていただきます。

脳卒中を発症されると、最初に急性期病院に運ばれます。ここでは手術をおこなったり緊急の対応・治療が行われます。

その後、急性期病院から回復期のリハビリを行うための回復期病院へ転院することとになります。ここでの入院は150日=約5か月(高次脳機能障害がある重症な方は180日=約6か月)の日数制限があります。

回復期病院の後は、退院するか、老健(老人保健施設)などリハビリ施設への入所、別の病院への入院の選択が迫られます。

脳卒中の経過は、急性期・回復期・維持期の3つの段階に分かれて考えられ、それぞれの時期でやっておいた方が良いこと、決断しなくてはならないことがでてきます。ご本人様やご家族の方は、急なことであり、初めてのことであり、次から次へと決めなくてはならないので、とても大変なことだと思います。

  • 急性期: 2週間~1か月⇒急性期病院から回復期病院への転院をスムーズにするための情報収集
  • 回復期 :3~6か月間⇒積極的なリハビリ、病院か老健か自宅かの選択肢
  • 維持期 :6か月以降⇒痛み・痙縮の管理コントロール、ボトックス注射とマッサージを併用し生活の質の向上

退院後のリハビリ

退院後のリハビリはいくつかの選択肢にわかれます。医療保険と使うか、介護保険を使うかどちらかになります。

【医療保険】病院へ通院してのリハビリ・・・発症後180日を過ぎると1か月あたりに受けれるリハビリに制限がかかります。1か月に13単位(1単位20分なので、合計約4時間弱)。1か月でトータル4時間弱までの制限。(ただし、高次脳機能障害などがあるなど一定の条件の場合は上限がない)

【介護保険】介護保険のリハビリ施設へ通所してのリハビリ(=デイケア)、自宅の訪問してもらっての訪問リハビリ。介護保険の介護に応じて、ケアプランの中で行われます。

ご質問やご相談がありましたら、お気軽に無料質問相談フォームからご連絡ださい

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などのリハビリでご質問やご相談がありましたら、お気軽に藤和マッサージへご連絡下さい\(^o^)/

無料質問相談フォームはこちら

訪問マッサージの脳梗塞後遺症(脳出血・片麻痺)の患者さんが笑顔になる家族マッサージシリーズ

訪問マッサージの脳梗塞(脳出血)の患者さんが笑顔になる家族マッサージをご紹介

横向きのマッサージ目次

  • 1、頚部
  • 2、肩上部
  • 3、背部
  • 4、肩甲骨周囲
  • 5、上腕部~前腕部
  • 6、腰部
  • 7、下肢

①頚部(首)

 ②肩

③背中

④肩甲骨

⑤腕(上腕・前腕)

⑥腰

⑦下肢

仰向けのマッサージ

仰向けのマッサージ

  • 1、肩関節から上腕部
  • 2、前腕部
  • 3、大腿部
  • 4、下腿部

仰向け上肢のマッサージ方法

座位でのマッサージ

座位でのマッサージ

  • 1、肩上部
  • 2、背部上部
  • 3、肩関節から上腕部
  • 4、前腕部
  • 5、大腿部
  • 6、下腿部

座位上肢のマッサージ方法

訪問マッサージの対象となる脳梗塞・脳出血の質問回答集

Q若い人でも脳梗塞・脳出血になることがありますか?

はい、なります。最近では、若年者30代~50代の脳卒中も増えてきています。食生活が以前と変わってきてた影響が考えられています。高カロリー・脂っこいものなどを多く食べ続けると、血液ドロドロとなり、血管が傷つきやすくなり、脳梗塞・脳出血のリスクが高まります。脳の血管が劣化することがリスクなので、脳の血管が劣化しないような食生活・運動習慣が大切です。

Qなぜ脳梗塞・脳出血の後遺症は、人それぞれ違う症状なのですか?

脳は様々な生命活動を司っており、運動を司っている(コントロールしている)ところ、言葉を司っているところ、意欲を司っているところ、視覚情報を司っているところなど様々な部位があり、障害を受けた部位が脳のどこかによって、発現する症状が異なります。
右の脳は、左半身をコントロールし、左の脳は右半身をコントロールしています。

Qコレステロール値が高いと、脳梗塞・脳出血の危険が高いですか?

悪玉コレステロールが高くなると、血管に悪い影響を与え、血管が硬くなってしまい(動脈硬化)、脳梗塞・脳出血の危険が高まります。逆に善玉コレステロールがあると、血管が硬くなってしまうこと(動脈硬化)を防いでくれます。

Q脳梗塞・脳出血の危険を減らすために有効な善玉コレステロールを増やしたいのですが、食事と運動どちらが重要ですか?

運動です。善玉コレステロールを増やすために一番有効なことは、運動です。研究で『1日の歩数が多いほど善玉コレステロールが高い』と分かっています。

Q脳梗塞・脳出血のリスクを減らすために有効な善玉コレステロールを増やすことができる薬はありますか?

現時点では、HDLコレステロールを増やすことを目的とした薬はありません。一番効果がある事は運動です。

Q血圧が高いとなぜ脳梗塞・脳出血のリスクが高まるのですか?

血管をホースに、血液を水に例えると、ホースの内腔に圧力が高くかかる状態を血圧が高い状態です。ホースを流れる水の量が多いとホースに負担がかかり破れるリスクが高まるからです。またホームの弾力がなく伸び縮みしない劣化したホース(動脈硬化)となると破れたり詰まったりするリスクが高まります。

Q脳梗塞・脳出血が起こりやすい時や場所はありますか?

冬と夏が危険です。
冬は寒暖差が危険要因で、場所としては、お風呂場の脱衣所とトイレです。リビングは暖かいけど、脱衣所とトイレは寒く急激に血圧が上がり脳梗塞・脳出血で倒れた事例が多く報告されています。
夏は、汗をかいたものの、十分な水分補給をしないでいると脱水症状を起こし、血液ドロドロとなり脳梗塞が起こりやすくなります。

『脳梗塞後の寝たきり事例』の訪問マッサージ目標設定事例

このコンテンツは【無料会員限定】コンテンツです。※ただし、保護中と記載されている記事は社内限定のため閲覧できません。

無料会員登録はこちら(どなたでも無料会員登録できます。)

無料会員登録済みの方は以下にパスワードを入力してください。


見逃すと怖い脳梗塞の前兆|早期発見のすすめ

脳梗塞の前兆

  • 片側のみの手足の痺れ(一過性脳虚血の場合もあり)
  • 片側の手足が動かない
  • 視力低下・視野欠損(物が見えにくかったり二重に見える)
  • ろれつが回らない
  • 言葉が出てこない
  • 他人の言うことがわからない
  • 顔半分がおかしい

前提!脳梗塞の前兆がある場合とない場合

脳梗塞について、前兆がある場合とない場合があります。

実際の患者さんの発症時のケース

  • 電車に乗っていた際に、手に持っていたカバンを何回も落としてしまい、おかしいなと思い受診したところ、脳出血だったケース
  • 急に足が動かなくなり、歩けなくなった。
  • 病院に電話したが、うまく話せなかった。

一般の方は、脳梗塞の前兆・症状を気づかない事が!

医療関係者であれば、分かる症状でも、一般の方できづかずに受診が遅れることもある。空振りでもいいので、前兆があったり疑わしい症状があったら早急に受診しましょう。

何よりも早期発見・早期治療

脳梗塞で後遺症が残ってしまうと、生活が一変してしまいます。この脳梗塞はなるべく早くに気づいて早くに治療することで、後遺症の程度が変わってきますので、本当に早期発見し、早期の治療開始が大切です。

1人でも脳梗塞の麻痺が残ってしまう方が少なくしたい

私の仕事は脳梗塞後遺症の片麻痺の患者さんにマッサージ・ストレッチ・関節運動・機能訓練をしています。とても喜ばれていますが、ダメージを受けた脳そのものを治療する事は残念ながらできません。ですので、1人でも脳梗塞の麻痺が残ってしまう方が少なくなってほしいとの思いで仕事に取り組んでおります。

 

 

脳梗塞のむくみ(浮腫)に対するリンパマッサージのポイント|訪問マッサージ情報

みなさんこんにちは!藤和マッサージの須藤です!
本日も脳梗塞に関するちょこっとお役立ち情報をお届けします。本日はむくみです。医学用語では浮腫と言います。脳梗塞の片麻痺の方など活動量が落ちてしまっている方はどうしてもむくみやすい傾向になります。

もっと見る