ご質問回答|股関節脱臼しやすい危険な動き、前方と後方と分けて説明したほうがいいのではないでしょうか?訪問マッサージ情報
You Tube藤和マッサージchに頂いた質問にお答えいたします。
いただいた質問
この動画の動きは、人工股関節の”後方アプローチ”の場合の禁忌肢位ですね。
前方アプローチの場合はまた違った禁忌肢位になりますから、前方と後方と分けて説明したほうがいいのではないでしょうか?
また、施術者が患者に入る際に前方と後方をどう鑑別するのかの説明もしていただけるとありがたいです。
質問を頂いた動画
股関節脱臼しやすい危険な動き|大腿骨骨折後・股関節症・人工股関節
回答
前提として、前方アプローチより、後方アプローチの方が断然脱臼しやすいです。
後方アプローチは筋肉を切って行いますので、前方アプローチと比較して圧倒的に脱臼のリスクが高いので、この一番脱臼を起こしやすい動作を説明しています。
(最近では前方アプローチが増えてきているようです)
患者さんや訪問施術者さんへ『この動作は股関節に危ないですよ』と伝えるにはこれぐらいの知識度が適切かなと考えいます。あまり難しすぎても、なかなか頭に入ってこないですし、施術現場ではこれを知っていれば充分と考えています^^