【パーキンソン病・パーキンソン症候群】転倒予防、訪問マッサージ鍼灸施術で行っている事は??ご家族でもできます☆
パーキンソン病の方に明るく元気にポジティブになってもらいたい!
転倒要因
◇体の機能低下
・筋力低下
・バランス能力低下
・関節可動域の低下(特に足関節)
・ボディーイメージの低下
・脳機能の低下(2つの事が同時できない。歩きながら喋る。)
◇環境
転倒しやすい環境の整備
手すりの整備
鍼灸マッサージ師としてのアプローチ方法
実例 60代男性 パーキンソン病 ヤール4
・歩行は介助なしで不安定ながらも可能
・前傾・右側へ側弯傾向強い
・過去転倒経験あり
≪通常の施術≫
・マッサージ
・鍼灸
・関節可動域運動
・ストレッチ
・抵抗運動
通常の施術にプラスして、転倒予防のために重点的に行っている事
①足指を広げる
足指の間が狭くなっているケースが多く、立位時に不安定になりやすいですので、施術の中でしっかりと足指を広げてあげることが大事です。
②体幹金魚揺らし(体幹の緊張がとにかく強い)
仰向け位に寝た状態で、施術者は患者足首を持ちをもって、ゆらゆら揺らす。方向転換や咄嗟にバランスを崩した際に急に対処できやすくする。手足の施術は多いが、体幹の緊張を取ってあげることが転倒予防の観点からは大事です。
③鏡の前で足を上げる(セルフイメージとの乖離を修正)
患者さん自身が、鏡の前で足上げる姿をみて、どれくらい足が上がっているかのセルフイメージと実際との乖離を少なくする。
まとめ・ポイント
転倒予防のために重点的に行っている事として、①足指を広げる②体幹金魚揺らし(体幹の緊張がとにかく強い)③鏡の前で足を上げる(セルフイメージとの乖離を修正)は、ご家族の方でもできますので、ぜひ積極的にセルフケア・セルフトレーニングを行っていきましょう。
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