ご質問回答|マッサージにプラスしててい鍼を行った場合とでは治療効果に差があるのでしょうか?
You Tube藤和マッサージchに頂いた質問にお答えいたします。
いただいた質問
- マッサージだけを行った場合とマッサージにプラスしててい鍼を行った場合とでは治療効果に差があるのでしょうか?
- また、鍼は、てい鍼と普通の鍼では効果に違いがあるものなのでしょうか?
- さらに、灸と鍼とてい鍼とでは、どれが一番効きますか?その差はどういう理由からなのでしょうか?
- 参考になるエビデンスや論文などありましたら、ご紹介いただけますでしょうか?
質問を頂いた動画
回答
マッサージにプラスしててい鍼を行った場合
接触する面積がマッサージの指と比べて、てい鍼はせまく鋭いので、狭い範囲に鋭く刺激がいれることができます。
ですので腱や関節の狭い隙間に刺激を入れる時、手指先・足指先の末端の感覚神経への刺激に有用です。
例えば、腱を刺激⇒筋肉の緊張緩和、関節の狭い隙間⇒関節疼痛緩和
≫鍼は、てい鍼と普通の鍼では効果に違いがあるものなのでしょうか?
体に実際に刺入する鍼の方が刺激が強く、筋肉を刺激する・緩める効果が高いと思います。
鍼は怖い・抵抗がある方にはてい鍼を行うという感じです。
≫灸と鍼とてい鍼とでは、どれが一番効きますか?
お灸の場合は、(マッサージや鍼では刺激できない)骨の上から熱刺激で入れられることが特徴です。
例えば膝蓋骨の上から膝関節内に温熱刺激を入れることができます。
そういった使い方をします。
また冷えからきていると推察できる症状には温熱刺激のお灸が有用ではあります。
マッサージ、はり、てい鍼、お灸のそれぞれ上記のような特性・特徴がありますので、それを使い分ける感じです^^
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