腰痛で悩む介護職員さんに役立つ腰痛ケア・予防講演
これまで介護施設で行ってきた腰痛ケアの講演を再構成したものです。
主な内容
- 腰痛ケア予防の3本柱、腰痛発生率50%ダウン!
- 腰痛に対して有効なこと
- もしも痛くなってしまったら・・・
- 現場で応用、腰痛を起こしにくい体の使い方!
主な内容
~本ページは社内向けアナウンスとなります~
2020年12月の療養費改定に伴い、施術報告書の項目も一部変更改定となりましたので、お知らせします。
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令和4年(2022年)6月改定訪問マッサージ・はりきゅうの療養費(料金費用)のページをご覧ください。
厚生労働省による療養費改定があり、患者様の一部負担金に変更になります。
厚生労働省HP参照
改定率+0.27%(医科+0.53%)
マッサージ1部位 350(+10円)
変形徒手矯正術がマッサージの加算扱い⇒マッサージ350円に450円加算=800円
初検料(鍼または灸どちらか1 術) 1770 円(+60円)
初検料(鍼灸併用2 術) 1850 円(+90円)
施術料(鍼または灸どちらか1 術) 1550 円(+10円)
施術料(鍼灸併用2 術) 1610 円(20円)
往療料4km以内 2300円(0円)
往療料4km超 2550円(-150円)
施術報告書交付料 460円(+160円)
1割負担+5円、2割負担+10円、3割負担+15円
1割負担-10円、2割負担-20円、3割負担-30円
あはき療養費の改定率は医療改定率の半分が通例で今回も通例通り。
通例通りなら、令和2年6月の柔整と同じタイミングで改定だったが、ある事情により改定が見送られた。その理由は・・・施術者団体同士の意見集約ができなかったため、本来の時期に検討委員会を施術者団体の意向で延期にしたとのこと。議事録参照
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高齢者の運動は、全身の健康の維持増進、認知症の予防などに大きな効果があるものです。反面、事故による負傷や骨折、無理な運動による脳卒中などのリスクもあります。このようなリスクを避けるため、高齢者の運動で家族が注意するべきポイントです。
血圧には「絶対除外基準」という数値があります。最低血圧110mmHg以下、最高血圧180mmHg以上というものです。この基準に該当するときに運動すると命に関わるため、 運動をしてはいけません。これは高齢者だけでなく若年者でも同じです。低血圧、あるいは高血圧の状態で運動を行うと、脳卒中や心臓病、動脈硬化などを引き起こす可能性があります。「高血圧の薬を飲んでいれば血圧は上がらない」と思って運動してしまう高齢者もいますが、これも危険なので止めるようにしてください。
微熱や下痢など、何かしらの体調不良があるときも、やはり運動は避けた方が良いでしょう。通常このようなときに運動をしたがる高齢者は少ないでしょう。しかし、たとえば地域のイベントの当日など、軽い体調不良があっても出場してしまう可能性はあります。このようなときでも「体調不良があれば運動はさせない」のように、周囲が意識しておいた方が良いでしょう。
何かしら体に不快感があると高齢者が訴えるときには運動を中止させるべきです。たとえば「何となくだるい」「気乗りがしない」「昨日の疲れが残っている」などのケースがあります。高齢者がうまく言葉で表現できないだけで、これらは重篤な体調不良のサインである可能性があるためです。
運動前の体調は万全でも、運動を始めてから体調が崩れる ことはしばしばあります。今月は、高齢者が運動をしている最中、また運動後に注意すべきポイント。
高齢者は若年者より水分を失いやすいものです。そのため、水分補給を小まめにする必要があります。特に熱中症予防には水分だけでなく塩分の摂取も必要です。スポーツドリンクや 熱中症予防用の飴玉などもうまく活用するとよいと思われます。※高齢者の場合は、体への負担が少ない15度~20度くらいのぬるま湯での水分補給をお勧めします。
間違った姿勢で運動をしていると、体の特定の部位に大きな負担がかかってしまいます。 たとえば自転車のサドルが低すぎるときは、窮屈な姿勢でこぐことになり、膝を痛めやすい ものです。こんなトラブルが起きないよう、正しい姿勢で運動しているかチェックしましょう。
特に激しい運動を終えた後は、必ずクールダウンをする必要があります。適切なクールダウンによって運動後に筋肉疲労が残りにくくなり、翌日以降も運動を続けやすくなるためです。特に高齢者の場合、クールダウンのストレッチ自体も貴重な運動になるため、積極的に行いましょう。
必要な休みを取らないと、心肺機能や筋力などの運動をつかさどる機能が正しく働かなくなります。これにより、効率の悪い運動になってしまうばかりか、心臓に余計な負担をかけてしまいます。
2020.11.08
『鍼治療とは、人が本来持つ自然治癒能力や免疫力を高めて治療や予防を 行う治療』です。この鍼治療についてご紹介したいと思います。
まず、鍼の長さです。種類は様々ですが、私たちが使用している一般的な鍼は おおよそ40mm~60mm程度の鍼を使用しています。太さは注射針よりも細い為、痛みもそれほど感じません。(個人差があります)
注射針の太さは約0.7~0.9㎜。対して、鍼灸でよく使われる鍼は0.14~0.34㎜と注射針の約3分の1の太さ。刺したときに皮膚の抵抗が少なく、痛みもほとんどありません。
鍼の種類も様々あります。幾つかご紹介しましょう。
例えば、“刺さない鍼⇒てい鍼”や“低周波を流す鍼治療⇒パルス療法”などがあります。
“てい鍼”とは先が丸くなった鍼のこと。身体に刺さることがなく、刺さない鍼で、接触鍼ともいわれています。鍼を刺すことに抵抗がある方、刺す鍼が苦手な方、お子様に使われます。
治療で使う鍼(はり)を体内に刺入し、電極として低周波刺激を行うものです。パルス(電気鍼)を使用すると筋肉に直接アプローチすることができ、筋肉の疲労や凝りに効果的です。身体機能の向上、血流の促進が期待できます。
ぜひ鍼治療を受けてみてください♪
問題がある患部や経穴(ツボ)に鍼を用いて、刺激を与え、病気の治癒や予防をめざすのが鍼治療です。人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて治療から病気やケガの 予防まで行います。
私たちの身体には361箇所のツボが存在すると言われています。東洋医学の専門用語では「経穴」と呼ばれており、刺激すると症状を緩和し、弱った機能を回復させます。ツボの大きさは一般的に500円玉ほど。その範囲で刺激をすれば、ある程度の効果が見込まれますが、人によって最も有効なポイントは異なります。
鍼灸治療の効果がある病気には、運動器系、神経系、呼吸系などの疾患が多く、老人性疾患や難病も含まれてします。WHO(世界保健機関)やNIH(米国立衛生研究所)なども鍼の効果に着目していて、吐き気・嘔吐、頭痛、腰痛、変形性関節症などに鍼が効果的だという研究も多くみられています。
生活保護を受けておられる方も以下の手続きを行うことで、医療扶助というかたちで鍼灸(はり・きゅう)・マッサージ施術を受けることができます。
市役所など自治体へ行き、担当ケースワーカーさんに鍼灸・マッサージ施術を受けたい旨を相談して「給付要否意見書」を交付してもらいます。
※「給付要否意見書」とは身体の状態が医療扶助を行う必要があるか否かを判断する資料として、交付される用紙です。
主治医(かかりつけ医)から「給付要否意見書」に同意の署名もらいます。
主治医署名後の「給付要否意見書」を市役所に提出します。
市役所は提出された「給付要否意見書」に基づいて、被保護者の状況を確認したうえで、嘱託医の審査を経て医療扶助の決定を行い、施術が開始となります。
2021年5月10日再編集
訪問マッサージにおける施術料の支払いは通常であれば受領委任払いと言われ、病院の窓口支払い方法と同じで一部負担金の支払いとなります。しかし一部の保険者によっては、償還払いとなっている保険者もあります。また長期頻回施術の場合は償還払いとなる場合があります。