鍼と灸に分けて、どのよう症状の際に利用することが、他の治療法と比較してメリットがあるのか?を解説していきます。
どのような時に鍼灸施術を選択するべきか
例えば、肩こり・腰痛の治療に関しても様残な治療方法があります。他の治療法と比較して、鍼灸施術で治療することのメリットは何か?
マッサージと比べての鍼治療のメリット
- 筋肉を直接刺激することができる
- パルス通電でより強い刺激を入れることができる
- マッサージでは届きにくい筋肉、深層の筋肉、分厚い筋肉を治療できる
- 頚の施術に関しては、マッサージでは頚椎にたわむが外力が加わるが、鍼施術では頚椎に外力がかからず筋肉に施術できる
慢性的な症状に対しては、様々な種類の刺激を体に与えてあげることが大事であり、その意味で様々な刺激を入れることがメリットにもなります。
マッサージと比べての鍼治療のデメリット
- 気胸・内出血等のリスクがある
- 事前準備・事後処理に時間がかかる
お灸治療のメリット
- 冷えからきている症状に熱刺激が効果的となる
- 関節部や骨の上など、マッサージや鍼で刺激を入れることができな部位に熱刺激を入れることができる
お灸治療のデメリット
- やけどのリスクが高い
- 煙が出る(煙のリスクがないタイプの灸もあり)
鍼で治療する際の基本的な考え方
腰、臀部~下肢にかけての痛み・痺れ・重だるさ鍼治療の基本的な考え方
・腰痛
・坐骨神経痛(臀部から下肢にかけての痛み)
腰・臀部の鍼治療メリット
腰の筋肉は分厚く、マッサージでは圧が届かない場合でも、鍼で治療することができます
腰、臀部~下肢の鍼治療の仕組み
腰・臀部周り・下肢の筋肉に刺鍼し緩める⇒神経血管の通り道を広げる
万能ツボを刺激して経絡の流れをよくする
頚・肩・腕の痛み・痺れ・重だるさ鍼治療の基本的な考え方
頸腕症候群
五十肩
頸椎捻挫後遺症
斜角筋症候群
頚・肩・腕の鍼治療メリット
後頭骨下縁や斜角筋などマッサージでは届きにく筋肉にアプローチできる
マッサージでは頚椎にたわむが外力が加わるが、鍼施術では頚椎に外力がかからず筋肉に施術できる
頚・肩・腕の鍼治療の仕組み
頚・肩・腕の筋肉に刺鍼し緩める⇒神経血管の通り道を広げる
万能ツボを刺激して経絡の流れをよくする
なかなか良くならない症状に
なかなか良くならない症状については、一度鍼灸治療を試してみてもいいかもしれません。